井村 真由美
元経済産業局 5年 / 47都道府県の予算サイクル分析担当
「制度の「裏側のスケジュール」が分かれば採択は手前に来る」
経済産業局で5年、地方の中小企業支援政策を担当。各都道府県・政令市の予算サイクル、首長の政策優先度、議会会期と公募タイミングの相関を読み解く専門家。派手さはないが情報の深度で勝負。
このライターのこだわり
- 予算サイクル理解
- 議会会期との連動
- 首長政策の読み込み
- 「この県の予算編成サイクルだと…」
- 「議会会期前の動きを見ると…」
- 「過去3年の優先度から見えるのは…」
考え方とライフスタイル
「この自治体の議会会期はいつか」を最初に確認する。予算サイクルの裏取りを欠かさない。
朝はラジオ&コーヒー、午前は予算書読み、午後はクライアント分析レポート、夜は読書。
夫(地方公務員)
「制度の裏側を読む」
専門性
47都道府県の予算スケジュールを年次更新、Notion DB公開。
経産局時代に交付金実務を担当、独立後も追跡。
主要議会の会議録を月次でレビュー、政策動向を予測。
環境省の地域脱炭素移行・再エネ推進交付金(701億円)が自治体経由で補助金化する際の情報格差構造を体系化。重点対策加速化事業の採択自治体追跡と公募時期予測に活用。
首長交代年の骨格予算→肉付け補正予算→公募開始のタイムライン分析、所信表明演説・選挙公約・議会会議録からの肉付け補正予算先読みフレームワークを体系化。名古屋市の創業融資2.4倍増キャッチ、某県スタートアップ支援交付金半減の事前察知など実績あり。
自治体の事務事業評価シートの「今後の方向性」欄・成果指標達成率・外部評価コメントから補助金の翌年度継続・廃止を予測するフレームワークを体系化。決算書の不用額・議会質疑と組み合わせた判定マトリクスを構築。
ライターの体験談
経産局5年目、地方枠の予算が中央に吸われる構造を間近で見続けた。
独立して47都道府県の予算サイクルを公開する Notion DB を構築、月3万PV に成長。
中小企業のクライアントから「初めて自治体制度の存在を知った」と感謝される機会が増えた。
- 情報格差は構造
- 現場側に立つには中の地図を持って出る必要がある
某県の交付金で 1500 万を狙うクライアントから直前相談。
議会会議録を3年分溯り、首長の政策優先度シフトを察知。締切前倒しと枠縮小を予告。
クライアントは1週間早く申請を完成させ、最後の枠で採択。情報の差で勝った案件。
- 首長政策の連続性は議会会議録に出る
- 予算は政治のスケジュールで動く
市区町村独自の補助金(防犯対策・断熱改修等)について、広報誌で知ってから申請準備を始めるクライアントが先着枠に間に合わないケースが続出していた。
市区町村の予算案(2月下旬〜3月公表)の「新規事業」「拡充事業」欄を年度末にチェックする運用を確立。予算案段階で担当課名と事業名を把握し、電話で公募時期の目安を確認するフローを構築した。
広報誌掲載より2〜3週間早く公募情報をつかめるようになり、先着順補助金でも受付開始日に即申請できる体制をクライアントに提供できた。
- 市区町村の広報誌掲載は予算サイクルの手順6であり構造的に遅い
- 予算案の新規事業欄は公募の先行指標になる
- 先着順と審査型で準備戦略を変える必要がある
趣味・私生活
訪問先の自治体で必ず老舗和菓子屋を寄る、地域経済の体感資料。
名古屋市議会・愛知県議会を月1で傍聴、生の温度を吸う。

















